6月 14 2008

セルロースファイバー

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《せるろーすふぁいばー,セルロースファイバー》

新聞の古紙やパルプなどの木質繊維を原料に綿状に加工した材料。断熱材や吸音材として使われる。
湿気を吸収したり放出したりする調湿機能があるため、通常は断熱材に必要な防湿層の施工が不要とされる。ただし、素材自体は燃えやすいため、防火対策と防カビ・防菌をかねたホウ素系(硼酸塩など)の薬品が添加されている。専用の吹き込み機を使って、天井や壁面などの隅々まですき間なく充てんされる。米国では断熱材のシェア一番である。

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6月 07 2008

水セメント比

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みずせめんとひ

コンクリートの強度を表す指標のひとつ。
主要な材料である水とセメントとの割合で、水量をw、セメント量をcとすると「w/c」の百分率で示される。水が多いほど練り混ぜしやすく、型枠にも打ち込みやすい半面、コンクリートの強度は低下する。
建築用コンクリートでは水セメント比は50~65%。住宅金融公庫では、水セメント比の最大値を、普通コンクリートの場合が65%、軽量コンクリートの場合が60%と定めている。

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4月 25 2008

スレート

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すれーと

本来は、粘板岩を薄い板状に加工した屋根材料のことを「スレート」という。
粘板岩は硯(すずり)にも使われる天然鉱物である。
しかし昭和30年代に、石綿とセメントを原料とする人工屋根材料である「石綿スレート」が登場し、屋根材料として非常に広く普及したため、近年ではスレートと言えば「石綿スレート」を指すのが一般的であり、 そのため、粘板岩の屋根材料は「天然スレート」と呼ばれることが多い。

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